【あとがきは言い訳のはじまり】
このたびは、【水底の歌】を最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
自分で書いていても、「非道だ、鬼畜だ・・・・・」と思う作品でしたが。(苦笑)
トウノイアンの方たちに不快だと思われる表現があると断り書きをして連載を開始しましたが、
ユウキストの方たちにも石を投げられる事 うけ合いですね。すみません〜〜!(泣)
実はこの作品は、私が最初に書いた練習書きが元ネタになっています。本当に処女作です。(爆)
つまり、ロイヒテン様に掲載していただいてある拙作「星々は夢にささやく」よりも以前に書き始めていたものなのです。
ただこの話は、
『最初夢だと思い込むためのつじつまあわせの方法が思い浮かばない』(笑)ことと、
『悠季は息子であるはずの彼と最後までいってしまうのかどうか』
をどうしようかと迷ってしまって、書き続けられなくなってしまったので、途中になったままで放置プレイ(笑)にしてしまったのです。
その後、パソコンがイカレてしまい全てを初期化する破目になって、バックアップを取っていなかったこの作品は全て消えてしまいました。
サイトを立ち上げることになって、何を書くかと考えているうちにこの作品を連載として書く事を思い立ちました。
私の中に強迫観念めいたものがありまして、いつかはこれを形にしておかなくてはいけないような気がしていたのです。
きっとどこかから桐ノ院圭氏が『書け〜!書くのだ〜!』 と、電波を出して私に命じていたに違いありません。こんな祟られること請け合いの話なのに、ほとんど呪い (つまりパソコンがクラッシュするとか?←ぶるぶる) が来ませんでしたから!
・・・・・あ、電柱から電波を出してたのか。(爆)
ちょうど原作の中で例の【桐の箱】が出てきていたもので、悠季が夢ではないのかと思い込むためのアイテムをもらったことになりましたし、息子が相手であること(つまり近〇相〇?)にも腹をくくりましたので、連載ゴー!になりました。
今回の話の自己テーマは、「桐ノ院圭は、悠季よりも先に死んだらどうなるか?」でした。
あっさり死んだままになる御仁ではあるまい、と言うのが私の考えでした。(笑)
閻魔様を脅迫してでも、三途の川を泳ぎきってでも悠季のいる娑婆へと戻ってくるだろうと思ったのです。
俗に結婚の事を『二世を誓う』と言いますが、圭でしたら二世どころかこの世が続く限り悠季と添い遂げたいと思うんじゃないかと。それも、親子とか兄弟ではだめで、「性愛こみ」がいいとわがままを言うのが彼らしいかなぁと思ってます。(笑)
ほら、【淫乱】だと自分でも言っているし、【絶倫】だし。(爆)
親子関係に絶望感を持っていた圭は、親子というものに重きを持っていなかったような気がします。
少なくとも父や母には無条件の信頼とかを持てなくて、悠季という無条件に愛せる人間を得て初めて親に対しても少しずつ現在、信頼関係をやり直し、新たな関係を築きつつあるのだと考えているのです。
だから、悠季が一番、彼が土 台というわけですね。・・・・・べべですから。
後半では、悠季が病で亡くなる事になりましたが、このときの死亡方法をどうするかがちょっと問題でした。どうやって死なせよう?←ヲイ
某女史に相談を持ちかけまして、「この死に方はもう使っている」とか「あっさりと楽に死なせたい」とか警察が見たら、すわ殺人計画か!と疑われるようなメールのやり取りをしておりました。(笑)
純情なフジミストである女史は何も知らないまま、私のしつこい素人質問にあれこれと答えてくださいました。
そして、私が実は悠季の殺人計画を持ちかけていたのだと後で知って呆然とされていましたし、恨まれてしまいました。(汗)
・・・・・事後共犯。
すみませんでした!&ご教唆ありがとうございました!
あなたのおかげで悠季が無事に臨終を迎える事が出来ました。←おい、こら(殴)
最後に、応援のメッセージを下さった方々&サイトにいらっしゃって読んで下さった方々に、心から感謝いたします!
皆様のおかげで最後まで書き終わらせることが出来ました。
本当にありがとうございました!
鈴本ヨシ子 拝